こんにちは、みりあです!
今回は、食品メーカー開発職に必要な資格・スキルについて考えていきます。
食品メーカーの開発職に興味があるんだけど、
就職に有利なスキルや学部はいったい何だろう?
と、当時高校生だった私は悩んで、手探りで進路を考える日々でした。
そんな私も、食品メーカーの商品開発職に就いて3年が過ぎましたが、なんとか頑張っています!
ただやはり、日々覚えなければいけないことは非常に多いです。
商品開発職と聞くと、多くの企業では専門職に分類されると思いますが、実際にどんな知識、資格が必要なのでしょうか?
また、新卒での就活に有利なスキルとは?
では、早速結論からいきましょう!
・必須の資格はない
・共通スキルとしては「コミュニケーション」が大事!
・必要な知識は会社によって異なる
・必須の資格はない
商品開発を行うのに必須の資格はありません。つまり、「絶対に~の資格を取得していなければ就業してはダメ!」なんてルールはないということです。
ただ、周囲の新卒入社の開発者を見ていると、ほぼ「大学理系学部出身者(院卒含む)」が採用されているように見えます。理系のくくりではないですが、栄養系の学部もいますね(私もそうです)。
新卒の就活では、私は食品メーカーだけを何十社かエントリーしましたが、大手や有名メーカーほど就活生は理系院卒の割合が多くなっていったのを覚えています。
今でも記憶に残ってるんですが、ハ○ス食品の集団面接の時なんかは、私以外全員理系院卒でしたからね。みんな意気揚々とマイ研究(8割理解できない)を語る姿にみりあはビビりまくりでした(ノ゚Д゚)
採用条件に記載がなくとも、開発系の職種に進みたかったら、理系の学部を選んでおく方が無難でしょう。
また、必須の資格はないと書きましたが、「管理栄養士」「調理師」「食品表示検定」などの食品にかかわる資格を持っている人はちらほらといますね。もちろん、何も資格がなくても開発やってる人は沢山いますのであまり気にしなくてもいいですよ。
採用確率(書類選考や一次で有利)としては、学歴>有資格者≧その他 ってところでしょうか。大手になるほど応募人数が多く、学歴での足切りが多いかなーと思います。
共通スキルとしては「コミュニケーション」が大事!
開発者って研究職でしょ?なんでコミュニケーションが大事なの??
なーんて声が聞こえてきそうですが・・・
コミュニケーションといっても、友達100人作れるようなすさまじいトーク力が必要!というわけではありません。笑
ここでいうコミュニケーション能力とは「相手の言っていることを正しく理解し、自分の伝えたいことを正確に伝え、理解してもらえる能力」を指します。
まず、開発者は食品メーカーの多くの部署と関わりを持つことになります。必ずです。
そこには色々な職種の方がいますので、なるべく相手の立場に寄り添って話をしないとちゃんと伝わらないことも多々あります。
実際には開発職が商品の「どこからどこまで」関わるかによって状況は変わってきますが、「営業担当もしくは企画担当」から依頼を受けて、「工場」に作ってもらうまでの間に注力することが多いです。
そんな中で、営業や企画の意図を酌んだ商品設計ができなければ売り上げは作れないですし、工場の人に「正しい商品」を作ってもらうように自分で掛け合い、手配する必要があります。
開発の中心部ゆえに、コミュニケーションがうまく取れないと、それだけで商品開発が滞ります・・・。なんだかんだこれが一番大事なんじゃないかと思ってます!知識は後で増やせるので。
必要な知識は会社によって異なる
食品加工学、衛生学、栄養学、農学、化学、etc・・・関連学問は沢山あれど、メーカーごとに必要な知識は異なります。
メーカーそれぞれ開発する食品のジャンルも違うし、製造ノウハウもあります。ですので、基本的に開発知識は入社後のOJTで覚えることになりますよ。逆に、入社前にできる準備には限界がありますね~。
多くのメーカーに共通して必要な知識といえば、「食の保存性に関する知識(pH,水分活性,殺菌条件,菌数等)」が思いつきます。
ただ、個人的に思うのは、入社前に勉強漬けするくらいなら美味しいもの食べに行ったり、いっそ遊びに行って面白い体験をした方が有意義なんじゃないかな!ということです(*´▽`*)
美味しいものを食べると、幸せになれるし、舌も肥えて仕事にも応用できます。きっと 笑
食品メーカーの開発職に必要なスキルについて、イメージしていただけましたでしょうか?ご質問等あればみりあのツイッターhttps://twitter.com/mirimemotまでお気軽にどうぞ!
今回はここまで。それでは!
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