【アイス開発者直伝!】美味しいアイスの選び方を写真付きで解説

健康と栄養

美味しいアイスが食べたい!!!!( ゚Д゚)クワッ

 

どうもこんにちは、みりあです。

アイスって美味しいですよね。夏は毎日食べたくなります。冬も毛布にくるまって食べます

 

そんなアイス好きのみりあですが、実はアイスの商品開発も経験しています。

毎日アイスを作り、食べ続ける生活もしてました( *´艸`)

今回は、お仕事でアイスを作る上で身に着けた「美味しいアイスを見分ける知識」をお話します。

 

買う前にちょっとアイスの袋に書いてある「表示」を見るだけで、簡単に「高級感のある濃厚アイス」「ちょっと安っぽいさっぱりアイス」かが分かりますよ!

アイスを選ぶときの判断材料の1つにどうぞ!!

難しい知識はいりません!見方を覚えれば誰でもわかるようになります(*´▽`*)

 

では、さっそくポイントを見てみましょう☆

 

①濃厚で美味しいアイスは、種類別「アイスクリーム」を選べ!
②シャーベットは「おいしそうな原料」が最初に書かれているものを選べ!

種類別?おいしそうな原料?いったいなんのことやら?

これから詳しく解説していきますよ!

 

①濃厚で美味しいアイスは、種類別「アイスクリーム」を選べ!

 

さて、種類別「アイスクリーム」とは何のことでしょう?

実は、一般的に売られている「アイス」は俗称で、正式にはこの4種類の名前で区別して販売されています。

 

  1. アイスクリーム
  2. アイスミルク
  3. ラクトアイス
  4. 氷菓

 

この名前は、アイスのパッケージに必ず書いてあるのですが

これを確認するだけで、おおよそ濃厚なアイスかどうかがわかります!

 

☆アイスの濃厚レベルは・・・

【濃厚】アイスクリーム>アイスミルク>ラクトアイス>氷菓【あっさり】

つまり、「アイスクリーム」が一番濃厚なんです!

 

下の表にそれぞれの特徴をまとめました。

 

分類 定義 特徴
アイスクリーム類 1.アイスクリーム 乳固形分15.0%以上、

うち乳脂肪分8.0%以上のもの

生乳、生クリームがたっぷり入ってる!

高級アイスに多い。

2.アイスミルク 乳固形分10.0%以上、

うち乳脂肪分3.0%以上のもの

牛乳、生クリームの量はまあまあ入る。

標準的な濃厚さ。

3.ラクトアイス 乳固形分3.0%以上のもの 乳を使っているが、量は少ない

代わりに植物油脂が入ることが多く、

さっぱりした味わいになる。

4.氷菓 アイスクリーム以外の氷菓子 基本的には乳を使用していない。果物や砂糖が主原料。

シャーベットなどはこれ。

 

生乳や生クリームには、「乳固形分」や「乳脂肪分」が豊富に含まれています。

「乳固形分」が多いとしっかりとした乳の味わいが出ますし、「乳脂肪分」が多いとコクのある濃厚な味わいになります。

しかし、生乳や生クリームは原価が高いので、アイスを決められた価格内で作るためには、あまり沢山は入れられません。

そこで、牛乳の代わりに水、生クリームの代わりに植物油脂を入れるなどをして調整をすることもあるんです。

そのようなアイスは比較的味もさっぱりとしており、アイスミルクやラクトアイスの分類になります。

みりあ
みりあ

濃厚美味なアイスを食べたかったら「アイスクリーム」を選ぶのがおススメ!

種類別:アイスクリームの例

実際のアイスを見てみましょう。正面の左下と、側面の一番上に「アイスクリーム」と書いてあるのがわかるでしょうか?

こちらは私の大好物ハーゲンダッツ様ですが、側面の一番上に「アイスクリーム」とありますね。

ちなみにダッツ系はほぼ必ず「アイスクリーム」ですね。約束された濃厚感。すごい。

 

種類別:アイスミルクの例

こちらは、冬に食べたくなるランキングNo,1のアイスです。(個人調べ)

左に「アイスミルク」の文字があるのが見えますでしょうか。

ミルク部分は少しさっぱりした味わいですが、餅が甘いので食べやすく設計されていると思います。

 

種類別:ラクトアイスの例

「ラクトアイス」までくると、かなりさっぱり系の味わいです。

水分も多く、コクは上2つと比べて少なくなるでしょう。

さっぱり感を活かした夏向けの製品に多いですね。

喉が渇くようなときは、「ラクトアイス」「氷菓」もおすすめです!

 

種類別:氷菓の例

こちらは桃味のアイスバーですね。乳製品が入っていないので「氷菓」扱いです。

氷菓はどれだけ果物の味が濃厚でも「氷菓」から変わらないのです。

みりあ
みりあ

そしたらどうやって美味しいシャーベットを見分けるの?

と思うかもしれませんが、大丈夫です!

シャーベット系も濃厚さを確認できる方法があります。次から解説していきますね。

 

シャーベットは「おいしそうな原料」が最初に書かれているものを選べ!

 

もしシャーベット(=氷菓)を食べるなら、どんな味が美味しく感じると思いますか?

例えば、「果汁がたっぷりのシャーベット」って、なんだか美味しそうですよね。

 

果汁などの、「おいしそうな原料」が多くはいっているのを見分ける方法があります。

それは、原材料表示の中で「美味しそうな原料」が「最初に」書かれているものを選ぶことです。

 

食品の原材料名は、「含まれている量が多い順」に書かれています。(※水を除く)

 

では実際に見てみましょう!

さきほどの桃アイスに再登場してもらいましょう。

「原材料名:」の一番左上に「もも果汁」と書いてありますね。

これは、「もも果汁」が一番多く含まれているということを指します。

果汁よりも「砂糖」などが上にくると、果物以外の甘さが増えてしまうので、果物の味わいが弱くなってしまいます。

みりあ
みりあ

美味しそうな原料が上の方に書かれているかチェックすれば、買う前に味の予想ができますね!

 

 

美味しいアイス選びを楽しもう!

 

美味しいアイスの選び方を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

濃厚かさっぱりか、気分によって選んでみるのも楽しいですよ~~!

 

みりあはこの記事の参考のため買ってきたアイスたちをこれから食べ尽くそうと思います。

これだけあるとテンション上がりますね!(*´ω`)

 

楽しく美味しくアイスを食べて、夏を乗り切りましょう!!

それでは!

 

 

この記事を書いた人
みりあ

食品メーカーで研究開発職やってます!管理栄養士国家資格有。主な話題は食品/仕事/お金や生活/趣味について。趣味はゲームとウサギです。
Twitter(https://twitter.com/mirimemot)もやってます。気軽にフォローしてね!

みりあをフォローする
健康と栄養 食品
スポンサーリンク
みりあをフォローする
みりあの開発メモ

コメント

タイトルとURLをコピーしました