【食品開発職】楽しかった開発ジャンルTOP3をまとめました

仕事

食品開発職で働いて4年目になりました、みりあです!

実は、私は少し特殊な経歴を持ってまして、一般的な開発者より多岐に渡る種類の食品を手がけた経験があります。

それは何故かといいますと、私が勤めていた食品メーカーが担当異動が激しい場所でして、半年〜1年おきくらいに別の食品の担当になっていたからです!笑

しかも一度に複数のジャンルを担当していたので、本当に多くの食品開発に携わってきました。

そんなみりあが、開発者をやってきて「個人的に楽しかった開発食品ジャンル」を大公開いたします!!( •̀ .̫ •́ )✧

それぞれの食品について

①良かった点

②大変だった点

についてまとめていますので、さらっと読めますよー!

ではさっそくいきましょう!

 

No1.アイスクリーム

良かった点・・・毎日アイスが食べられる(重要)。季節感もあり配合を考えるのが楽しい。

大変だった点・・・凍らせる温度や空気の含ませ方で味が変わるので、出来上がりの予想がしづらい。また、売り上げの当たり外れが大きい。

 

まずはアイスクリームです!やはりこれは外せません!!

個人的にアイスクリームが大好きですので、毎日食べては作り直し…を繰り返すことが苦ではありませんでした。

冬はちょっと寒くて辛いですが、夏は試作をするのが楽しいですね。

また、アイスクリームは比較的季節感が重視される商品ですので、季節の果物を入れたり、夏はサッパリ味で冬はクリーミーな味・・・といったように色々考えるのも面白いです。

ただ、アイスは「ベースの液体を、撹拌して空気を含ませながら凍らせる」ように作るので、出来上がりの予想が難しく思った通りに作れないことも多々ありました。

凍らせる時間・温度の微調整が必要なのはアイスならではの難しさですね!

アイス好きには堪らないお仕事、いかがでしょうか!?

 

No2.洋風ソース

良かった点・・・しょっぱいので味見が苦にならない。作り方がそこまで難しくない。

大変だった点・・・類似商品がたくさんあるので、商品設計(どんなものを作るか?)のアイデア出しが難しい。

 

洋風ソースとまとめていますが、ここではハンバーグやパスタにかけるようなソースの事を指しています。

ソースの作り方は比較的単純で、ベースのトマトやクリーム、オイルに香辛料などで味をつけ、必要に応じてトロミをつければ完成します。味の調整もやりやすい部類に入るかと思います。

ただ、この手のものは常温で長期間流通させることが前提となるので、しっかり菌やカビを取り除き保存性を保つ必要があります。食の安全性に関する専門的な知識も必要ですね!

また洋風ソースにはライバルのメーカーも多く、新商品アイデアを出すのも一苦労でした。

料理への使い方の幅を広げる必要があるなど、単品で食べる食品とは異なるアプローチが必要なんですよね。

アイデアには自信があるぞ!という方はソース類の企画&開発、おススメですよー!

 

No3.飲料

良かった点・・・配合が比較的単純でわかりやすい。仕事中のどが乾いたときに便利。

大変だった点・・・飲料は売値が安いので原価を安く抑えないと厳しいが、安くて美味しい原料を探すのが大変。

 

飲料(ジュース)は中身は単純なので作りやすいのですが、その分繊細で、ちょっとの変化で味がガラッと変わってしまいます。

安くて美味しい原料(果汁とかですね!)を探すのに、ひたすら同じ果物で飲み比べたりもしました。

飲み物であれば、大量に飲んでもそこまで辛くはないので、少食の人にもお勧めできる開発ジャンルですよ! ※ただしお腹はたぷたぷになります

 

以上、個人的に楽しかった開発ジャンルTOP3でしたー!

ちなみにここだけの話、一番辛かったのは洋菓子です。なぜかというと、食べれば食べるほどお腹が苦し・・・ぐふっε-(´∀`; )

 

 

この記事を書いた人
みりあ

食品メーカーで研究開発職やってます!管理栄養士国家資格有。主な話題は食品/仕事/お金や生活/趣味について。趣味はゲームとウサギです。
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