みなさまこんにちは!ゲーマー管理栄養士みりあです。
この度ついに、待ちに待った「ファイナルファンタジー7リメイク」のストーリークリアしたのでネタバレ感想&エンディングの謎について考察を書いていきたいと思います!
今回は分作の第一弾ということで、「オープニング~ミッドガル脱出まで」と原作ではほんの序盤をリメイクすると事前情報が入っていましたが、スクエニは一体どんな作りこみをしてくるのか期待と不安でいっぱいになりながら進めていきました。でも結果的には、期待以上のゲームに仕上がってくれていたんじゃないかなと思います。
そしてサブクエストやミニゲームなど全部拾いつつ、40時間ほどで本編クリアしました!
まずはストーリーのネタバレなしの範囲で感想をざっくり述べるとこんな感じです。
- すさまじい映像美とフルボイス!これだけでも見る価値がある
- 戦闘システムはアクションとコマンドバトルのいいとこ取りで面白い
- 旧FF7をより丁寧に掘り下げたストーリー構成が素晴らしい
- 正直値段は高かったけど、まじで買ってよかったと思う
買うの迷ってるんだよね~という人は、是非プレイしてほしいですね!そしてできれば、「原作のFF7」「クライシスコア」の2作をやってからプレイしてほしい。というのも、事前知識があるかどうかで今作ストーリー(特にエンディング)に対する受け取り方が変わってくるので。
では、ここから先はネタバレをガンガン書いていくので、ネタバレNGの方はそっとプラウザを閉じてくださいね!
FF7リメイクのストーリー感想(ミッドガル脱出編)
さて、今回のリメイクではオープニングの魔晄炉爆破大作戦からミッドガル脱出までが描かれているわけですが、原作では短い話(導入程度)だったこのストーリーもリメイク版ではしっかり掘り下げられています。
特に、アバランチメンバーとの絡みや、スラムに生きる人々との触れ合いなどなど・・・。原作では「なんか知らんけどいつのまにか崩壊していた」レベルのスラムでしたが、今回はクラウドの「何でも屋」サブクエストを通じて多少なりとも愛着が沸くような作りになっています。それこそ、大変!プレートが崩壊する!となったときに急いで止めに行きたくなる程度には。笑
アバランチではビッグス・ウェッジ・ジェシーとそれぞれのメンバーの性格がよく出ていました。ひっそりと孤児院を援助していたビッグスや、父親が魔晄炉の事故に合い、親に黙ってアバランチの活動を続けるジェシーなど・・・。
原作ではプレート崩壊に巻き込まれたメンバーに対して特に何も感じなかったのですが、あれだけ個人を掘り下げられると印象に残りますよね。「何でも屋」のおつかいクエストも言ってしまえば「尺稼ぎ」ではあるのですが、スラムの住人の暮らしぶりを知る役割を果たしており、この辺もリメイクはうまく作ってるな~と思いました。
幽霊列車のエリアはいまいち意図がよくわからなかったのですが(子供時代のエアリスの孤独を印象付けたかったのか?)、ティファとエアリスに挟まれたクラウドの反応が面白かったし、魔列車っぽいムービーは見ただけでテンションがあがったので悪くなかったです。あ、でも手形の付いた神羅箱はまじでビビったのでやめてほしい。笑
あとはクラウドの性格ですね。原作ではもっとクールビューティーな感じだった(全部「興味ないね」で一蹴してたイメージ)と記憶していますが、今回のリメイクではかなり人間らしい部分が多く出ていました。どちらかというと「コミュ障で根はやさしいけど、中二病を患ったクール気取りの男の子」感が凄かった。個人の感想ですよ。笑
今回のクラウドは親しみが持てて個人的には好きですね。かっこいいけど時々痛くてかわいい。(*´ω`)
そして、今回のストーリーで一番の異分子である「運命の番人」こと黒いもやもやについても触れておきましょう。
こいつはエアリスとの出会いのシーンで初登場し、その後事あるごとにうじゃうじゃと出てくるようになります。(初見でハ○ーポッターのアレに見えてしまったのは私だけじゃないはず( ゚Д゚))
こんなん原作に無いよ!!と最初思いましたが、エアリスの古代種としての不思議な力に寄せられた魔物かなにかかな?と無理やり納得させていました。しかしまあクラウドたちの邪魔をしたり逆に助けたり、最初は見えないけど触ったら見えるようになる?という謎設定もあり・・・結局その正体がわかるのはエンディング付近でした。
衝撃のエンディング(ミッドガル脱出編)
細かいエピソードの追加はあれど、おおよそ順調に話が進んでいき、エアリス奪還後カーチェイスで神羅から逃げるところまでは原作通りでした。
問題のエンディングはここからなのですが、カーチェイスのボスを倒して逃げ切った後、例のもやもやが大量発生し神羅カンパニーに押し寄せ占拠。どうやら副社長には見えてるけどタークスのツォンさんには見えていない様子?でした。
そしてクラウド一行の前に片翼のセフィロスが出てきてハイウェイの行き止まりに謎の闇穴を開け「こちらに来い」と誘ってきます。完全に新しい展開・・・ここからどんどん雲行きが怪しくなってきますね。
クラウド、バレット、ティファの3人は何が何だかわからない・・・が、どうやらエアリス(と、エアリスから知識を受けとったレッドⅩⅢ)はこの状況に心当たりがある様子。あの黒いもやもやは運命の番人で、運命を変えようとする者の前に立ちはだかり、現実を修正する力があるということらしいです。原作にはないシーンでバレットがセフィロスに刺されてもやもやに蘇生される描写があったのですが、運命の番人によって「死なないはずの元の運命に矯正された」ということでしょうか。
つまり。「FFⅦ(原作)という決められた運命」があって、リメイクのストーリーがそこと違う結果になりそうなときにもやもやが邪魔していた、という・・・。
思い返してみれば、プレート崩落を防ごうとしたときにもやもやが思いっきり邪魔してきて結局落ちましたよね。他にもクラウド一行が逃げなければならない時は手厚くサポートしてくれたりとか・・・。どうしても原作通りに進めたいんだねもやもや達。
いやはや、まさかこんなメタ感満載のオリジナル要素をぶっこんでくるとは全く想像していませんでした。
そしてセフィロスの開けた穴に入ってしまうと、「そこから先は世界が分岐する」「今までのみんなとは違うみんなになる」というエアリスの忠告を受けます。エアリス何者なんだ??原作はただのふわっとした古代種の生き残りでしたが、リメイクのエアリスは「一般市民を装いながら、実は世界の真実を知る神様です」みたいな感じになってきてます。転生ものの主人公かよって(‘ω’)
嵐で崩壊した世界で、クラウドたちは「運命の番人の本体」(KHのダークサイド感あふれるでっかい敵でした)と戦い勝利し、ついでにセフィロスにも勝利します。FF7のラスボスでてきちゃったけどいいの?笑
FF7リメイク「並行世界(パラレルワールド)」の謎
運命の番人を倒した直後、なんとあの「ザックス」が登場します。ここで大混乱&大興奮のみりあ。
というのも、クラウドの先輩ソルジャー ザックスは、FF7の時間軸の前、大量の神羅兵に襲撃されてクラウドを逃がすため立ち向かい、重傷を負い亡くなってしまったからです。
ここであのシーン(クライシスコアのエンディング)を見せるのか!いったいなぜ!と思うのもつかの間、なんとザックスは神羅兵を全滅させて生き残ってしまいます。しかもなんか元気そうで全く死ぬ気配が無い(なんで!?!?)
この生き残ったシーンでミッドガルを振り返るザックスの目に「霧散するもやもや達」が映るので、クラウドたちの動きで運命が書き換わったことがわかります。いや意味や原理はわからないけど( ゚Д゚)
ザックスが生き残った場合、クラウドのバスタードソードは無くなりそうだしそもそも「ソルジャークラスファーストです」なんて思い込む必要もなくなるので色々と変わってしまうことが多そうですが。過去のザックスとすれ違うエアリスが「空が嫌い」と呟くことも意味深ですね。過去は変わるけど今のエアリスとザックスが会えることにはならないのでしょうか?
運命の番人を倒して分岐した世界(リメイクの世界)は原作の並行世界となり、過去もまるっと変えてしまう。ただし未来は原作と分かたれたから、これからどうなるのかわからないと(;’∀’)
やはり気になるのがミッドガル脱出後の今後の展開ですね。ザックスのほかにも「死んでしまうはずだった人」が生き残る描写もあるので、FFⅦ原作の有名なエアリスのシーンも改変される可能性があるのでは?と予想しています。実際に、レッドⅩⅢが野を駆ける未来の原作シーンやエアリスのシーンが回想で流れた時に「捨てることになる未来」と説明されるので、リメイクの続編は私たちが全く知らないFF7の世界になりそうですね。
原作のストーリーをそのまま見たかったのに!という人は絶対いるだろうし、賛否両論あるかと思われる設定ですが、私は俄然続きが気になりますね。
次の第二部の発売が未定なのが本当に悔やまれます・・・!私が生きてるうちに三部まで出してほしい!!笑
また何か思いついたら書いていきたいですね。
では、今回はここまで。読んでいただきありがとうございました!
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