ブラック食品メーカーからやっとの思いで逃げ出して1か月が過ぎました。みりあです!
最近体調が大変優れているのを感じます。辞める前はいつもストレスでお腹痛かったのに 笑
ストレスは身体に悪いってはっきりわかりますね!
さて、そんな私が【退職交渉】で【社長】と直接対決してきた時の実話をお話します。
全体の流れとしては、
「ある日の定時後、上司に退職の意思を伝える」
↓
「翌日朝出勤すると同時に呼び出し、連行」
↓
「社長が待ち構えており、密室で説得され続ける」
↓
「なんとかやり過ごし、翌日改めて退職の意思を伝える」
↓
「無事退職に成功」
以上です。
前置きとなりますが、自分が面倒なことや争い事には関わりたくない性格というのもあり「無難かつ円満」に退職することに注力しました。
たいていのサラリーマンは余計な面倒は起こさずに辞めたいと考えるでしょう。私の体験は、実際にあったシチュエーションの1つとして参考にしていただければと思います。
ただ、ブラック体質を変えたい、報復したい、などの熱い思いがある方は、実名で労基に通報するのもいいでしょう。そうでない方はすみやか且つ静かに会社を去ることをおすすめします。笑
では、本編にまいります!
初日の夜:上司に退職の意思を伝える
長かった転職活動を終え、ついに就職先が決まったみりあ。
ある日の定時後、退職の決心を伝えるべく上司を捕まえるタイミングを計っていました。
しかし!こんな時に限ってなかなか上司が席に戻ってこない・・・。会議も定時後まで続けるのが当たり前の会社だとこんな想定外もあります。
脳内で流れをシュミレーションしながら待つこと2時間!(長すぎて既に心が折れそうだった)
ついに、上司を捕まえて、別室に呼び出すことに成功しました。
ちなみに、声のかけ方はこんな感じです。
すみません、ちょっと相談があるのですが数分お時間よろしいですか?
あ、ここじゃちょっとあれなので別室でお願いします。
もう緊張しすぎて声が震えそうでしたが、ここ(直属の上司)さえクリアできれば勝手に話が進んでくれると思っていたので、思い切って声をかけ、別室に移動。
しかし、一言目に退職します!だとあまりに急だと思ったので、その時は部署の人事について雑談程度に話を振り、ちょっと落ち着いたところで「実は・・・」と退職の意思を伝えました。
退職理由は当然聞かれましたが、「将来設計を考えて地元にもどることにした」「働いてるうちにこの商材に興味を持ったのでそっちに転職したい」で乗り切りました。
上司は転職経験者。幸いにも冷静に話を聞いてくれ、引き留められはしましたが下手に追及はしてきませんでした。
上司の理解も得られてこれで一安心だと思ったみりあ。
しかし、本当の闘いはこれからでした。
翌朝:突然社長からの呼び出し
退職の意思を伝えることができ、すっきりした心持で翌朝出勤したみりあ。
それは、いつもの席に座った瞬間でした。上司から「社長が待ってるから来て」と一言。
いやいや展開早すぎるでしょ!!!上司に言ったの昨日の夜だよ!?(ガクブル)
抵抗の間もなくそのまま別室に連行され、社長からの尋問が始まりました。
みりあさん、聞いたよ。退職したいんだって?(ニコニコ)
は、はい。(この人笑ってるこわい)
で、なんで退職したいの?
地元で暮らしたいのと、興味のある分野に挑戦したいからです。
給料が低すぎるし新卒以下の年収で働いてるからですよ。あとあなたの無自覚なパワハラに疲弊したからです。と言いたいところでしたが、炎上するのが目に見えているため適当に流すことにしました。
なんで言ってくれなかったの?急に言われても困るなあ。
転職が決まっていることに言及し、辞める意思は固いですよ!説得は時間の無駄です!とアピールするみりあ。
しかし、話を全く聞いていない社長のターンは続きます。
そうだ!地元帰りたいんだったらそこに開発研究室作るからそこで仕事すればいいよ。一人で仕事するのが不安ならTV電話常に繋げておけばいいから^^
なにいってんだこいつ・・・と耳を疑いました。電気代をケチるような会社に研究室を新設する金などあるはずがありません。つまりこれは、適当なことを言って引き留めるための真っ赤な嘘です。騙されてはいけません。というかTV電話って 笑
私が社長の提案に難色を示していると、これではだめだと思ったのかこんなことも言ってきました。
新しいことに挑戦したいなら、数年後に新しい技術を取り入れる予定なんだけど、その担当責任者やらせてあげるよ。魅力的でしょ?
あほかこいつ。その新しい技術とやらを知見のない私に研究開発を押し付けて、うまくいかなかったら責任を取らせるつもりか・・・それのどこが魅力的じゃーい!!
社長の言葉を聞けば聞くほど、地獄の未来しか見えなかったので、きっぱり断ろうとの決心が余計強くなりました。
お言葉はありがたいのですが、もう転職先も決まっていますので。
すみませんが退職の意思は固いです。
そんなこと言わないでさ。やっぱり辞めないでほしいなあ。僕もみりあさんのことは気に入ってるんだよ?この会社もまだまだこれから伸びる会社だから続けたらいいことあるよ?そうだ、1週間ゆっくり考え直してからまた相談してよ。考えが変わるかもしれないよ。
環境での説得が効かないとみて、心情に訴えかける方向にシフトし畳みかけてくる社長。
これには苦笑いです。残念ですが、ブラック体質の根源たる社長に同情の余地はありません。退職を先延ばしにしてもいいことはないでしょう。ここで段々面倒になってきたので、そろそろ話を終わりにすることに。
1週間ですか。ちょっと長いので、一晩考えて明日改めてお返事しますね。
意思は変わらないと思いますが・・・。
ここで一旦話を区切り、社長との面談は終了しました。
本来であれば明日に持ち越すことすらしたくなかったのですが、埒が明かないと考えての決断です。
その後、翌日に「一晩しっかり考えたのですが、やはり興味のある分野でスキルアップしたいので決意は変わりませんでした。」と伝えました。
そして運がよかったのか、その後社長とは会う機会も少なく、スムーズに退職まで進めることができました。
退職交渉を通して、一番大切だと思ったのは「何を言われても退職の意思を変えないこと」です。
今回の例だけでなく、「給料上げるから」「残業減らすから」など言われることがあっても、本当に改善されるかは未来にならないとわかりませんし、一度辞めることを決心したら数か月後、数年度にまた辞めたいと思うタイミングがまた来る可能性も高いです。
そもそも、説得される程度で揺るぐような気持ちなら、退職を切り出さないほうがいいとすら思います。笑
退職後なにがあっても、自分の選択を後悔しないんだ!というスタンスで退職交渉に臨むことをお勧めします!私は行動を起こしたこと、全く後悔していませんよ(・∀・)
では、今回はここまで。長くなりましたが、読んでいただき感謝です!
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