こんにちは!みりあです。今回はペルソナ5スクランブル(P5S)を隠しボスまでクリア&全クエスト達成してきたので、ネタバレ込みで感想を書いていきたいと思います。
ちなみに以前「ペルソナ5ロイヤル」を真エンドまでクリアしてきた際に、解決していないいくつかの謎が残ってしまい、今回のP5Sで説明してくれたりしないのかなと期待しつつプレイしていました。
結論から言うと、今作はあくまでも「ペルソナ5」の続編であり、「ペルソナ5ロイヤル」の謎(明智君の生死、かすみ&すみれの記憶や扱い、新キャラ「ジョゼ」の正体やご主人様)に対する説明は一切ありませんでした(´;ω;`)
ストーリーに不満はなく、ペルソナらしさもありつつ「AI」という近代的な要素を核にした面白いお話でしたが、その点だけはちょっと残念でしたね。
▼ペルソナ5ロイヤルの考察記事はこちらからどうぞ!未だにこの謎が解決していなくモヤってます。笑
では、以上を踏まえたうえで今回のストーリーについて振り返ります。
「AIの自我と人の願い」をテーマに、怪盗団が全国各地を周る物語
ペルソナ5の本編から数か月がたち、夏休みに怪盗団のメンバーが再集結します。そして全国各地で起きている「改心事件」の黒幕を探し解決すべく、キャンピングカーに乗り込んで日本一周旅行に繰り出す・・・というなんとも愉快なストーリーです。
北海道から沖縄までの全国弾丸ツアーでしたが、各地の観光名所や街の雰囲気、方言だったりとまるで自分も旅行に来たかのように楽しむことができました(´▽`*)
イベントも、夏祭りを浴衣で楽しんだりBBQしたり海ではしゃいだり・・・と陽キャも真っ青なリア充っぷり。たまーにジョーカーが女の子関係の発言をすると周囲の温度が一気に冷え込むのが好きでした。もしやおまえ全股かけてる世界線のジョーカーか・・・?
そして新キャラの「人の良き友人」を名乗るAI「ソフィ」と、凄腕?検察官の「善吉」が怪盗団の仲間に入ることになるのですが、この二人のペルソナ覚醒シーンがとても良かったですね。
△吹っ切れるパパがかっこよかったです。怪盗団初の大人メンバーですが、加入までの紆余曲折がしっかり語られており、最後まで違和感なく活躍してくれていました。美少女怪盗加入時の方がよっぽど無理やり感があったような()
あとはペルソナ無しでジェイルに突入した時の善吉の動きがコミカルで面白かったですね。走るのがめちゃくちゃ遅くてハラハラする。いくら基本スペックが高くてもあくまで一般人はジェイルでは無力です、というのがよくわかる表現でした。笑
△ソフィの覚醒シーンは普通に感動した。人を間近で観察し触れ合ってきたソフィと、アプリとして人の願いを見てきたEMAの「人の役に立つ・人の良き友人になる」という類似した目的に対する正反対の結論、という対比もよかったです。
新キャラ二人が好きすぎてスタメンにずっと入れてたら、レベルが上がりすぎて最後まで外せなくなりました。最後の極ラスボスで苦労した人は私だけじゃないはず!笑
高性能AI「EMA」が最初に受けた命令「人の役に立つ」を実行するためには何をすればいいのかを考えた結果、人の願い(選択の意思)を奪って最善の結果になるよう指示・誘導するという結論に至るというのは面白いと思いましたし、あながち間違いじゃない部分もありますよね。
実際、現代人は移動するときにグーグルマップで最短経路出すし、食べログとか参考にする人もいます。私はアレクサにかなり話しかけるタイプの人間なのでむしろEMAに支配される側かもしれない笑
近年で急速に技術が発達し普及してきたAIについて改めて考えさせられるストーリーでした。
爽快な戦闘とライトなペルソナ育成要素が楽しい
この写真は隠しボス?のアイツを倒した時のものですが、今作の戦闘は爽快感があって中々面白かったです。無双っぽさもありつつ、弱点やクリティカルによるダウンを狙って追撃するというペルソナらしさもきちんと入れ込んだシステムでした。
ただ、序盤のほうは操作がわからなかったり戦力が乏しくて戦闘が長引きがちだったので、もうちょっとスマートに進められたらな~と感じることも。戦闘だけじゃなくてマップ移動も高低差があって難しかった&酔いやすいですね。
また、今回は「BAND」というスキルポイントを割り振る特有のシステムがあり、PTメンバー全体のステータスなどを調整できるのが良かったですね。私は脳筋なので力&クリティカルUPに全振りでした。
ペルソナ育成要素もちゃんとあって、ペルソナ5よりも簡略化されてより便利になっています。画像のヨシツネは「力の蓄積」システムを利用して作った、極ボス攻略パートナーですね。
ペルソナ処刑を2時間ほどひたすら繰り返しました( *´艸`)長かったけど地道に育成するのも楽しかったです。強敵を倒すのには弱点を突くよりもクリティカルダウンを取る方が手っ取り早かったので、最終的にこんな感じに落ち着きます。
ぺルソナの合成の際、全書に登録してあるペルソナを(有料で)勝手に呼び出して使ってくれるサービスが今作にはあるのですが、めっちゃ便利なのでぜひ今後も実装してほしい機能ですね!
今回は真エンドはなし?
さて、今回のやりこみ要素である極ボスや隠しボスなどを倒してみましたが、追加のシナリオやエンディングなどは見つけられませんでした。
通常のエンディングで綺麗に終わっているので別に問題はないんですが、P5Rのことを考えると何かあってもいいんじゃないかなーと思っていたのでちょっぴり拍子抜けですね~。
P5SもP5Rもゲーム内で完結したということで納得するしかないのでしょうか。うーん。
「このシーンの解釈はご想像にお任せします」というスタンスはRPGではよくあることなので、これ以上続編が出る、なんてことにはならないと思います。まあ仕方がないですね(´・ω・`)
ペルソナ5スクランブル自体はとっても面白かったので、買ってよかったです!総プレイ時間も50~60時間ほど、しっかり楽しめました(´▽`*)
それでは、今回はここまで!読んでいただきありがとうございました!
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